【シニヨン特集】華やかで万能なまとめ髪を楽しむアレンジ術
シニヨンは、髪をひとつにまとめて束ねるスタイルで、ヘアセットの中でも非常にスタンダードで人気のある髪型です。特に結婚式やおしゃれなイベントなどでよく見かけるこのスタイルは、華やかさと清潔感を兼ね備えています。
この記事では、「シニヨンってどんな髪型?」「どんな服やメイクにあうの?」という疑問にお答えし、シニヨンアレンジを楽しむためのヒントをお届けします。
初めてお呼ばれヘアアレンジに挑戦する人や、ヘアアレンジをアップデートしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
「シニヨン」ってどんな髪型?
シニヨンは、髪をひとつにまとめて束ねるスタイル全般を指します。アレンジ次第で、シンプルでありながら華やかさも加えられる髪型です。
シニヨンの基本的なスタイルとして、低め、高め、サイドなどがあり、それぞれの位置によって印象が大きく変わります。
どんなシーンにもあう万能スタイル
シニヨンの特徴は、まとまりのある美しい仕上がりと、長時間崩れにくい点です。
特に結婚式などの大切なイベントでは、ヘアセットが長時間保てることは見た目の美しさと同じくらい最重要ポイントともいえるでしょう。だからこそ、崩れにくいだけでなく、華やかさ、清潔感、そしてシンプルさを兼ね備え、どのようなシーンにもあうシニヨンは多くの女性から人気のスタイルです。
さらにシニヨンは、ドレスや和装、カジュアルな服装など、様々な服装にマッチします。
たとえば、ドレスにあわせると上品で華やかな印象になり、和装にあわせると落ち着いた雰囲気を演出できます。カジュアルな服装にも、シニヨンを取り入れることで、全体のコーディネートが引き締まるため、万能なスタイルといえるでしょう。
また、シニヨンにあわせたメイクは、上品で華やかなバランスが好印象です。髪型とメイクをあわせることで、全体の印象を一層引き立てることができます。
シニヨンは、髪の長さがあれば輪郭の形にかかわらず挑戦しやすいアレンジです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
どれくらいの髪の長さがあればシニヨンができる?
シニヨンをつくるためには、ある程度の髪の長さが必要となります。
特に長めの髪はシニヨンをつくりやすいですが、ミディアムヘアでも工夫次第でアレンジ可能です。
髪が短いショートヘアやボブの場合は、エクステやヘアピースを使って長さを補うことでシニヨンスタイルを楽しめます。
シニヨンを使った様々なアレンジ方法
シニヨンは、つくる位置やスタイルによって雰囲気が大きく変わります。シーンやコーディネートにあわせて調整してみましょう。
ここからは、結婚式への参列、パーティー、カジュアルなデートなどに使えるシニヨンのバリエーションを3つご紹介します。
①高めのシニヨン
高めのシニヨンは、華やかさを引き立てるアップスタイルです。
ハイネックのドレスとも好バランスで、顔周りをすっきりと見せることができます。特にパーティーや結婚式に参列するときにおすすめのスタイルです。
②低めのシニヨン
低めのシニヨンは、落ち着いた雰囲気を演出します。
和装や年齢を重ねた世代にもおすすめで、シンプルでありながらも上品な印象を与えます。
③サイドシニヨン
サイドシニヨンは、柔らかな印象を与え、こなれ感も演出できます。
こなれた雰囲気があり、カジュアルなイベントやお出かけにもぴったりです。
美しいシニヨンのつくり方・キープするコツ・お直し法とは
結婚式への参列をきっかけに、「セルフヘアアレンジに挑戦してみたい!」という人も多くいらっしゃいます。特にクラシックで華やかな印象を与えるシニヨンがマスターできれば、パーティーシーンやお出かけのヘアアレンジの幅が広がるのでおすすめです。ここからは、普段ヘアアレンジをしない人にも簡単にできるシニヨンのつくり方を紹介します。
シニヨンのつくり方
シニヨンは、髪の質感を活かしてボリュームを出すのがポイントです。
アレンジをするときは、サイドや後ろから見たときのシルエットも意識しながら整えていきましょう。
用意するもの
- ヘアゴム
- アメリカピン
- Uピン
- スタイリング剤(ワックス・ムース・キープスプレーなど)
- 飾りとなるヘアアクセサリー
シニヨンの作成手順
1. ベースを整える
まず、髪をしっかり整えます。
髪が長い場合は、軽くウェーブをかけると、シニヨンがより立体感のある仕上がりになります。髪が短い場合は、ヘアピンやアメピンを使って少しボリュームを出すとよいでしょう。
2. 髪をまとめる
髪を後ろでまとめ、軽く手ぐしで形を整えます。
全体的にきれいなカーブをつくるように、軽く束ねるのがポイントです。髪の毛が引っ張られてピンと張るのではなく、少し余裕を持たせましょう。
3. シニヨンをつくる
まとめた髪をひとつの束にし、根元にくるっと巻きつけます。
巻きつける際は、丸くなりすぎないように注意し、隙間をつくりながらボリューム感を出しましょう。ヘアピンやアメピンで固定します。
余った髪は、巻きつけたシニヨンの中に入れ込み、しっかりピンで留めましょう。
4. 最後の仕上げ
シニヨンが完成したら、スプレーを吹きかけて固定します。
髪の質感を活かせるように、軽めのヘアスプレーを使用して自然な仕上がりを目指しましょう。このとき、顔周りの髪を少し崩すことで、よりリラックスした雰囲気を演出できます。
この方法なら、初心者の方でも簡単にシニヨンをつくることができますので、試してみてください。
シニヨンアレンジのコツ
シニヨンをつくる際にアレンジを加えると、より華やかで立体感のある仕上がりになります。
以下のコツを試して、さらに魅力的なシニヨンをつくりましょう。
- 髪を少しだけ引き出してふんわり感を出す
髪の一部を引き出すことで、ふんわり感が増し、シニヨンに華やかさをプラスできます。
自然なボリュームが生まれるため、より女性らしい印象に仕上げたいときにおすすめです。 - サイドの髪をねじってシニヨンに組み込む
サイドの髪をねじってシニヨンに組み込むと、ボリュームが出て、より豊かな仕上がりになります。
シニヨンをキープするコツ
シニヨンを長時間キープするには、適切な整髪料を使ったり、ピンでしっかり固定したりと、細かな工夫が必要です。以下のコツを試して、シニヨンをしっかりキープしましょう。
- 髪全体に適した整髪料を使うこと
髪質にあったスタイリング剤(ワックスやムース)を使うことで、シニヨンの形をしっかりキープできます。
特に、完成後にヘアスプレーを軽く吹きかけておくと、崩れを防げます。 - 要所でヘアピンなどを使い、固定しながらつくること
髪をまとめた後、ピンやアメピンを使って適切な位置にしっかり固定します。
ピンはできるだけ隠すように配置し、動きが出るように工夫しましょう。これにより、シニヨンがより自然で華やかな印象になります。 - できるだけ髪に触れないこと
髪を動かすと形が崩れやすくなるため、完成後はそのままキープすることが大切です。
シニヨンをつくった後は、なるべく髪に触れないようにしましょう。 - 衣装の襟に触れない位置でつくること
シニヨンが着用するドレスや着物の襟に接触すると、摩擦で崩れる原因になります。
できるだけ襟や肩に触れない位置でシニヨンをつくり、摩擦を避けましょう。特に結婚式やパーティーなどで長時間過ごす場合は、この点を意識してヘアセットをするのがおすすめです。
シニヨンヘアが崩れたときの対処法
シニヨンが崩れてしまったときは、慌てずに直すことが大切です。
万が一のときは、以下の方法を試してみましょう。
- ピンで修正し、スプレーで固定すること
崩れた部分は毛流れを意識しながらピンで優しく整え、スプレーを軽く吹きかけて固定します。
スプレーは多方向から吹きかけることでキープ力がアップします。 - お直しキットを持ち歩くこと
手鏡やミニスプレー、ヘアピンなどを持ち歩くと、お直しがしやすくなります。
特にミニスプレーは便利なので、バッグに入れておいて急な外出先でのお直しにも対応できるようにしておきましょう。
以下の記事では、ヘアセットが崩れたときの対処法を解説しています。ヘアセットをする前に崩れやすいポイントを把握しておくことで、崩れにくいアレンジをすることにもつながります。
A000265⑫【ヘアセットが崩れたらどうする?】部分別応急処置マニュアルのリンク
シニヨンアレンジはプロにお任せするのがおすすめ
シニヨンアレンジは、ただまとめるだけでなく、つくる位置や大きさのバランスを見極めて美しく仕上げることが大切です。セルフアレンジをする場合、サイドや後ろからの見た目を確認しながらセットするのが難所となります。
一方で、プロによるヘアセットは、髪の状態を見極め、シルエットやバランスを意識してセットしてくれるため、美しさと持続力に安心感があります。完璧な仕上がりを求めるなら、プロに任せることをおすすめします。
ヘアセット専門店 8080(はればれ)は、シニヨンアレンジも得意なヘアセット専門店です。様々なシーンにマッチするよう、幅広いアレンジのバリエーションをご用意しております。
シニヨンでまとめ髪を楽しもう
どんなシーンやコーディネートにもマッチするシニヨンは、一度は挑戦していただきたい髪型のひとつです。上品さや奥ゆかしさを演出できるこのアレンジは、特に大切なご予定の日にぴったりのスタイルといえるでしょう。美しさはもちろん、崩れにくさにもこだわって、素敵な一日をお過ごしください。
ヘアセット専門店 8080(はればれ)でも、シニヨンのオーダーが非常に多く、人気のスタイルとなっています。近隣で結婚式にご参列予定の人や、馬車道・みなとみらい・横浜でのデートを予定されている人は、ぜひご相談ください。