
体験談から学ぶ!結婚式参列時のヘアセットの注意点とは
結婚に参列する際、ヘアセットは重要なポイントのひとつです。
しかしながら、多くの人が「髪型が崩れてしまった」「思った髪型にならなかった」といったトラブルやお悩みに直面しています。そして、このような事態は“事前に知っていたら防げたもの”も数多くあるのです。
この記事では、ヘアセットで想定されるトラブルや、編集部に寄せられたリアルな体験談と、そこから学ぶことができる注意点や改善点を紹介しています。大切な一日をより安心して迎えるためのヒントとして、ぜひご活用ください。
結婚式参列当日「ヘアセットが崩れてしまった…」原因とその対策とは
ヘアセットをしたあと、絶対に避けたいのは「ヘアセットが崩れてしまうこと」です。しかし、多くの人が何らかの理由でヘアセットが崩れてしまう経験をしています。
ヘアセットは、十分な「崩れ対策」をすることが一日中きれいな状態を保つポイントとなります。
ここでは、一般的なヘアセットが崩れてしまう原因とその対策について確認していきましょう。
【原因と対策①】天候(湿気・雨・風など)
結婚式参列当日は、移動だけでなく、式場によっては外に出る機会も多いです。そのため、天候の影響を受けやすく、湿気や風によりヘアセットが崩れることがよくあります。
当日、あいにくの天気だった場合、崩れにくいだけではなく「直しやすいヘアアレンジ」にするのもひとつの方法です。ヘアセットサロンを利用する際は、当日の天候を踏まえて、希望する髪型と、崩れにくさのバランスを相談してみましょう。
どのようなヘアセットであっても、固めすぎず、柔らかすぎず、アレンジに適した仕上げをするのがベストです。
たとえば、ヘアキープスプレーひとつにおいても、ただ固めればいいというわけではありません。巻き髪にはカールを美しくキープするタイプや、前髪や顔周りにはふんわりとしつつもキープ力が高いタイプなど、適切なスプレーを使い、崩れにくさを確保しましょう。
【原因と対策②】髪質や長さにあわないスタイルを選んでいた
髪質や長さにあわないスタイルを選んでしまうと、仕上がりが不安定になりがちです。
たとえば、髪のボリュームが出やすい髪質でタイトなスタイルに挑戦したところ、数時間後にはボリュームが出てきてしまい、崩れてしまうこともあります。反対に、髪がぺたんとなりやすい髪質なのに、無理にボリュームを出して時間の経過につれ崩れてしまったという声や、短い髪をまとめ髪にしたところ、崩れてしまったという体験談もありました。
これらの事態を防ぐ対策として、まずは、ご自身でも髪質を把握しておくことが大切です。
たとえば、日頃からカールが取れやすいと感じる場合、全体的にボリュームが出る巻き髪スタイルは避け、ストレート感を活かすという方法もあります。希望するヘアスタイルの参考写真を提示するときは、自分の髪の長さと同じくらいのものを選ぶとよいでしょう。また、ご自身の髪と相性のよい整髪料がある場合、持ち込みで使用できるかを聞いてみるのもおすすめです。
プロは髪を触り判断できることも多いですが、ご自身でわかることを伝えることで、より崩れにくさがアップします。
【原因と対策③】移動時間や着替えでの摩擦や静電気
ヘアセット後の着替えや移動で、髪型が崩れることもあります。
特に着替えでは、ドレスの襟が狭い場合、髪に触れてしまい崩れることが多いため、ヘアセットをおこなう前に着替えを済ませておくのがベストです。ヘアセット後に着替える場合は、かぶるタイプではなく、前開きや後ろ開きタイプのドレスを選びましょう。
また、移動中は普段の動き方ではなく、「ヘアセットをしている」ということを常に意識することが大切です。たとえば、電車やタクシーで移動する場合は、座席に深く腰掛けないようにし、シートに後頭部がつかないようにすると崩れにくいでしょう。徒歩であっても、野外は極力避け、雨風に当たらないようにするなど工夫すると崩れにくいです。
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「希望の髪型にならなかった」失敗の原因は伝え方?
緊張してしまって上手にオーダーを伝えられなかったという人は少なくありません。また、ヘアセット前に、担当のヘアメイクさんとコミュニケーションは取れたのに「希望の髪型にならなかった」という経験がある人もいます。
せっかくプロにヘアセットを依頼する日ですので、以下のケースを参考に、対策をおこないましょう。
【ケース①と対策】写真の提示が多すぎる
髪型の希望を伝えるときに、持参する写真が多すぎると逆効果になることもあります。
ヘアメイクさんは、いくつかの参考写真をもとにイメージを掴みますが、写真が多すぎるとどれを基準にするか迷ってしまうことがあります。反対に、少なすぎるとイメージが膨らませにくいため、参考にする写真は、少なすぎたり多すぎないようにすることが大切です。
また、提示する写真は、統一感のあるものにしましょう。
バラバラなデザインを提示してしまうと、イメージがまとまらなかったり、オーダーが伝わりづらくなります。
そして、取り入れたいアレンジや、それぞれの写真のお気に入りポイントを伝えるのがおすすめです。たとえば、「こういう編み込みを取り入れた髪型にしたい」「このくらいの強さの巻き髪にしてほしい」など、具体的に伝えるとより再現性が高くなり、理想の髪型に近づけるでしょう。
【ケース②と対策】漠然としたイメージだけ伝える
漠然としたイメージだけを伝えることは避けましょう。
たとえば「軽くふんわりした感じで」「ちょっと可愛く」といった漠然としたイメージでは、髪型を具体化するのが難しいため、具体的にイメージを言語化して伝えることが大切になります。その際、できるだけ写真を見せながら説明するのがおすすめです。理想とするデザインの写真を提示しながら説明することで、認識のズレを防ぐことができます。
【ケース③と対策】「おまかせ」オーダーに失敗するケース
「おまかせ」というオーダーも要注意です。
どうしてもヘアメイクさんによって捉え方に差が出てしまうことも考えられるため、好みをきちんと伝えないと満足できない場合もあります。
解決策としては、希望とする髪型のどの部分が気に入ったか、なぜその髪型にしたいのかを具体的に言語化して伝えることが鍵です。
また、「してほしいこと」「してほしくないこと」を明確に伝えることで、認識のズレを防ぎ、理想とする髪型とかけ離れてしまうことを防ぎます。
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結婚式参列のリアルな体験談&教訓
結婚式に参列する日は、できれば何事もなくすごしたいものです。しかしながら、予期せぬトラブルが発生する可能性も考えておきましょう。前項でお伝えしたとおり、特にヘアセットは、そのときの環境に左右されやすいため、予め崩れたときのことを想定しておくと慌てずにすみます。
ここからは、編集部に寄せられたリアルな体験談をもとに、それぞれの対策や解決策を確認していきます。
①美容院が混雑し、予定より時間が押して焦った(CHAさん)
自宅の駅から近い美容院でヘアセットを依頼しました。
式の受付時間から逆算し、ちょうどいい時間に予約が取れたものの、祝日のせいか美容院が混んでいて、お店を出発したのが予定よりも20分ほど遅れてしまい、正直焦りました…!式の受付時間内には間に合いましたが、あと15分遅れていたら遅刻になってしまっていたかもしれません。。
H4 対策:式場の近くのサロンを予約or移動時間考慮して予約
結婚式の参列当日は、時間配分が非常に重要です。特に土日祝日の早い時間は注意しましょう。美容院ではセット以外のお客様も多く、混雑して進行がスムーズにいかない場合もあります。ヘアセットサロンは、セットだけなので比較的時間が予測しやすいものの、それでも式の受付時間ギリギリでは焦りが生じます。今回のようにセット時間だけでなく、電車の遅延などもありえますので、式場の近くのサロンを予約したり、移動時間に加えて30分〜1時間程度余裕を持って予約するのがおすすめです。
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体験談②希望が通らず、友人と同じ髪型に…(はるまきさん)
大学生のとき、友達と3人で、ホテルの中のヘアセットサロンに予約してセットしてもらいました。
学生・社会人・主婦と職業が別々で、ドレスの雰囲気も全く違う3人で、それぞれの「こんな髪型にしたい!」という要望を伝えたのですが、なぜか3人ともほとんど同じ髪型に。違いは、それぞれの前髪の長さくらいでした。笑
また、セットも手の込んだものやトレンドではなく、少しボリュームのあるシンプルなハーフアップ。今となってはよい思い出ですが、全員バラバラにしてほしいと伝えてもよかったかなあ…オーダーの仕方って難しいなと感じました。
対策:ヘアメイクさんにイメージ写真を共有する
おそろいヘアも可愛いですが、せっかくなので希望のヘアセットを実現したいですよね。具体的に「この髪型にしたい!」というものがあれば、ぜひヘアメイクさんにイメージ写真を共有してみてください。お友達と同時予約の場合にも有効です。それぞれの希望のスタイルを提示することによって、明確な違いがヘアメイクさんに伝わりやすくなりますよ。
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体験談③自分だけ的確なオーダーができなかった(はるまきさん)
人生3回目の参列も、友人と一緒でした。前回(体験談②)の後悔を活かし、雑誌の切り抜きを持参!
私以外は細部までオーダーが的確で、セット中も「もう少し強めのカールがいい」「サイドの髪もくるんとしてほしい」などちゃんと伝えていました。しかし、私はどのように伝えていいかわからず、むしろプロに要望を伝えるのは失礼なのかな?と思い、言えずにいました。結果、前髪がしっくりこない方向の分け方に。。仕上げにキープスプレーで固められていたので、自分では直せず。。
全体的に素敵な雰囲気でしたが、写真を見返すと、やはり自分の中で違和感があります。顔周りは特に写真に写ると気になるので、セットが始まる前に伝えておけばよかったです。
対策:希望のスタイルを詳しく説明する
ヘアメイクさんに希望を伝えるのは難しいですよね。しかしながら、はるまきさんのように当日やあとから見返して違和感が残ってしまうのは非常にもったいないので、できるだけ理想のスタイルを、詳しく伝えることを目指しましょう。特に、分け目、前髪の巻き具合や分け方などは印象を左右する大切な部分となります。
もし、口頭で伝えるのは緊張してしまう、表現が難しいという場合は、ぜひ希望のヘアスタイルの写真と、普段のご自身の写真も提示してみてください。「普段の前髪と同じようにしてほしい」「分け目はこのくらいが希望です」と伝えると、ヘアメイクさんは確認しながら希望の髪型と普段のスタイルのバランスを取って、あなたに似合うアレンジを提案してくれるはずです。ぜひお試しくださいね。
体験談④応急処置ツールが役立った(ホーリーさん)
悪天候となり、美容院でセットした友人の髪が会場で崩れてしまい、直してあげたことがあります。
自分はセルフ派でしたので、応急処置ツールを持参していたのが役立ちました・・!以来、参列だけでなく、比較的短時間の二次会やパーティーのときも、自分を含む2,3人分のピンやゴムなどを持参するようにしています。
対策:崩れる前提で準備をしておく
“もしも”のときの応急処置ツールが役立ったケースをご共有いただきました。
サロン利用とセルフセット、いずれの場合であっても、ヘアピン・ゴム・整髪料などを携帯しておくと安心です。後ろの部分をご自身で直すのは難しいですが、お直しアイテムさえあれば、近くにいるご友人にお願いすることもできます。また、ご友人のヘアセットが崩れてしまったときも手助けできるので、最小限カバンに入れておくことをおすすめします。
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⑫(仮)【ヘアセットが崩れたらどうする?】移動中・会場での応急処置マニュアル
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体験談⑤ヘアメイクさんに髪質や希望のスタイルを相談した方がよい(ひよりさん)
職場の同僚の結婚式に参列したとき、美容室でのヘアセットに少し気合いを入れて、理想のイメージ写真を見せながらお願いしました。
ただ、その写真のモデルさんは髪が太くて毛量も多め。私はというと、どちらかというと細くて毛量も少なめなタイプなので、同じようにはいかず…。仕上がりを見て「あれ、ちょっと違う…?」と感じつつも、「でもまあ、これはこれでアリかも?」と自分を納得させました。笑
やっぱり、写真を見せるだけじゃなくて、自分の髪質にあったスタイルを一緒に相談できたらよかったな〜と反省。担当者の人とのコミュニケーション、大事ですね。
対策:担当者とコミュニケーションをとる
ひよりさんがおっしゃるように、ヘアメイクさんとのコミュニケーションは、希望のスタイルに近づけたり、おひとりおひとりの雰囲気とマッチする髪型に仕上げるためにも、非常に重要なポイントとなります。
とはいえ、希望の髪型ができる髪質や髪の長さかどうかなど、ご自身だと事前の判断が難しい場合もありますよね。このようなときは、数種類の写真を提示して、「自分の髪質でできる髪型はどれですか?」と聞いてみるのもおすすめです。全体的な形がそのまま実現できなくても、「編み込みやくるりんぱを入れてほしい」「ストレートよりも巻き髪やウェーブにしてほしい」といった要望も、ぜひ伝えて相談してみてくださいね。
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⑤(仮)初めてのヘアセット予約|美容室とヘアセット専門店の違いとは?
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体験談⑥土地勘がないからこそ、下調べは重要(ひよりさん)
職場の先輩の結婚式に参列したときのこと。会場が普段あまり行かない地域だったので、まずは近くで評判のいい美容院探しからスタート。
土地勘もないし、ネットの口コミを頼りに何軒も比較して、ようやく「ここなら大丈夫そう!」というお店を見つけました。
初めて行く場所&初対面の美容師さんに少し緊張しつつも、「結婚式に参列するんです」と伝えると、とても丁寧に対応してくれて、仕上がりもきれいなまとめ髪に。ほっとひと安心でした。
ただ、もう少し時間に余裕を持って予約すれば、もっと落ち着いて準備できたかも…。土地勘がない場所でのヘアセット、事前の下調べの重要性を感じました。
対策:丁寧にリサーチをする
普段行き慣れない場所でも、情報や口コミをリサーチし、比較検討するという大切なステップを経て、素敵なサロンと出会えたケースです!
どれだけ準備していても、当日は時間が経つのが早く感じたり、思いがけないトラブルが発生する可能性もあります。特に、土地勘のない場所での参列の際は、駅からサロン、サロンから会場の距離や移動手段もあわせて調べておき、少し余裕を持って時間配分しておくと、より安心して過ごせるのでおすすめです。
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①(仮)結婚式参列のためのヘアセットサロンの探し方について
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体験談⑦持ち込みで思わぬ追加料金が発生した(ぽぽさん)
友人の結婚式に参列した際に、髪飾りの持ち込みが無料だったので流行りの金箔をつけてもらいたく一緒に持ち込みました。
ところが、金箔はつけるのに時間がかかるそうで、+ 1,000円の追加料金を支払うことに。
私も事前に確認するべきだったのですが、無料で付けてもらえると思っていたので少し残念に思いました。
対策:事前に明確な料金を確認する
金箔ヘアは、近年人気のトレンドアレンジですよね。ホームページなどに「髪飾りの持ち込みは無料」と記載してある場合、“有料になることもある”と予測するのは難しいでしょう。しかしながら、ぽぽさんのように「当日予測外の追加料金が発生した」というケースは少なくありません。ヘアアクセサリーの有無だけではなく、早朝の予約や、ヘアアレンジの種類によって料金が変わるというサロンもあります。予約の時間、取り入れたいアレンジや付けたい髪飾りなど、具体的な要望が決まっている場合は、予約の時点で詳細を伝え、追加料金の有無を確認しておくと安心です。
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③【みなとみらい・馬車道エリア】早朝対応!結婚式ヘアセットサロンの探し方
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体験談⑧追加料金で想定よりも値段がかかってしまった(カメラマンMさん)
人生で初めて結婚式に参加したときに、美容室に行ってヘアセットをお願いしました。
フェミニンで可愛いスタイルにしてもらったので、ヘアアクセも付けてもらったのですが、追加料金が必要だったので想定よりお会計が高くなってしまいました。
対策:ヘアアクセサリーの追加料金を確認する
みなさんがヘアセットサロンを利用する際は、技術力・実績・口コミ・立地条件などを総合的に加味したうえで、コストパフォーマンスのバランスが取れているかを判断してご予約されるかと思います。しかしながら、カメラマンMさんのように、ヘアサロンによっては、ヘアアクセサリーを付けるのに追加料金が発生する場合もあるので注意しましょう。
中には、ヘアアクセサリーの種類によって料金が変わることもあります。たとえば、ハーフアップの仕上げにバレッタを付ける場合は無料でも、リボンを一緒に編み込む場合は追加料金がかかるということもあります。予約時には、希望する髪型だけでなく、ご自身の現在の髪の長さや、ヘアアクセサリーを付けたいかどうかなどを伝え、当日にかかる料金を事前に確認しておくのもおすすめです。
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⑰(仮)結婚式に向いている/向いていないヘアアクセサリーの選び方
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体験談⑨友人とおそろいヘアにする予定が…(バニアアイスさん)
友達と2人で美容室に行き、ヘアセットをしてもらいました。
お互い髪の長さが同じぐらいだったので、同じヘアスタイルにしたくて、希望のヘアスタイルをそれぞれの担当の美容師さんに写真を見せながらお伝えしました。
ところが、それぞれ違う美容師さんに対応してもらっていたので、少し違う仕上がりになってしまって。ヘアスタイル自体は可愛くてよかったのですが、全く同じにしたかったのでふたりとも同じ美容師さんに対応してもらえばよかったと思いました。
対策:おそろいアレンジを希望する場合は同じスタッフに担当してもらう
実際のスタイルは素敵だったものの、希望する「全く同じ髪型」ができなかったのは、残念だったことと思います。
こちらのケースのように、同じように要望を伝えたり、同じ写真を提示しても、担当者によって少しずつ受け取り方が異なる場合もあるので注意が必要です。また、ご自身とご友人の髪の長さ、前髪や顔周りの雰囲気が多少異なっていても、同じ担当者であれば、雰囲気を近づけてくれることもあります。同じ髪型を希望する場合は、バニラアイスさんがおっしゃるように、同じ担当者にお願いするのが理想的です。そのうえで、「全く同じスタイルにしたい」という希望を伝えて、スタイルを相談してみてくださいね。
事前に準備しておくと安心なこと
結婚式の参列前にしっかりと準備を整えておくと、当日のヘアセットがスムーズに進み、余裕を持って式を迎えることができます。
以下に挙げた5つの準備をしっかりとおこない、当日を迎えましょう。
髪は清潔&ノーセットの状態がベスト
ヘアセットサロンに依頼する際には、セットをせず、何もしていない清潔な状態で行くことが基本です。整髪料を使用していない状態でサロンに行くことで、スムーズにヘアセットができるため、髪は前日の夜、もしくは当日の朝に洗うようにしましょう。
もし朝に洗う場合は、半乾きでも問題ありませんが、あまりにもオイリーな状態で来店することは避けましょう。特に、髪がベタついていると、アイロンやアレンジがしづらくなったり、仕上がりに影響が出てしまうこともあります。前日の夜にケア用品を使用する分には問題ありませんが、当日はノーセットで訪れることが理想的です。
事前に着替えておく or 着替えやすいドレスを選ぶ
ヘアセット後の着替えは、髪型が崩れないように工夫が必要です。着替えを先に済ましておけば、ヘアセットが崩れにくく、準備がスムーズに進みます。
ドレスの場合、後ろが閉まるタイプやきついデザインのものを選ぶと、着替えの際に髪が崩れてしまう可能性があります。特に着替えがあとになる場合は、着替えやすい前開きのものを選ぶとよいでしょう。また、どのようなデザインのドレスの場合でも、着替えの際には髪を触らないように注意し、髪型が崩れないよう気を付けましょう。
希望の髪型の“お気に入りポイント”を伝える
理想的な髪型をヘアメイクさんに伝えることは、仕上がりの満足度を高めるために重要です。しかし、髪質や髪の長さによっては、希望通りに仕上げるのが難しい場合もあります。そのようなときには、「この部分の巻き髪を強調してほしい」や「編み込みの部分を加えてほしい」など、特に気に入ったポイントを具体的に伝えてみてください。ヘアメイクさんは、こうしたポイントを参考にして、理想に近い仕上がりにしてくれるでしょう。写真を見せて具体的なイメージを共有することで、さらに再現性が高くなります。
髪飾りの有無を伝える
髪飾りを使用する場合、事前にヘアセットを担当する美容師さんにその旨を伝えておくと安心です。事前にそのアクセサリーの種類や大きさを伝え、サロンで付けることができるかどうか、さらに追加料金が発生するかどうかを確認しておきましょう。髪飾りを使うことが決まっていれば、ヘアアレンジもそのアクセサリーを考慮したものにしてもらえるため、スムーズに仕上がります。これによって、当日慌てることなく、納得して施術を受けることができるでしょう。
料金を確認しておく
ヘアセットの内容や使用する髪飾りによって、料金が変動することがあります。特に、髪飾りの持ち込みやトレンドのスタイルを依頼する際には、予期せぬ追加料金が発生することもあるでしょう。したがって、ヘアセットを依頼する前に、希望するスタイルの詳細を伝え、料金の確認をしておくことが重要です。これによって、当日支払いの際に驚くことがなく、安心して準備を進められます。特に繁忙期などの混雑時には、料金体系の確認をしっかりとしておくことでトラブル回避につながるでしょう。
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㉒(仮)結婚式参列のヘアセットに関してのFAQ
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事前準備は万端に!理想のヘアセットで結婚式に参列しよう
結婚式参列時のヘアセットにおいて、成功の鍵は事前準備とその日の対策にあります。
この記事では、「髪型が崩れてしまった」というお悩みの主な原因と対策、ヘアセットに関連する実際の体験談とそれぞれの対策方法、さらに、理想の髪型を事前準備について詳しく解説しました。これらを把握しておくことで、当日焦ることなくスムーズに身支度を進めることにつながります。
また、当日に向けての準備として、髪を清潔な状態でサロンに行くこと、着替えやすいドレスを選ぶこと、髪飾りや料金に関する確認を事前にしておくことが大切です。これらの準備をしっかりとおこなうことで、トラブルを避け、結婚式を最高の状態で楽しむことができるでしょう。
ヘアセット専門店 8080(はればれ)では、あなたの理想にぴったりなヘアセットを提供しています。ご希望のスタイルが決まっていない人も、丁寧なヒアリングを通して最適な髪型を提案させていただきます。もし、ヘアセットに不安を感じている人や、初めてサロンでセットしてみたい人は、ぜひヘアセット専門店 8080(はればれ)をご利用ください。